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フィジーク/ボディビル大会に出ると決めたらやることリスト

筋トレ
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JBBFのフィジーク大会への出場経験のある私が、フィジーク又はボディビル大会に出場するために必要な準備を書きます。

大会に出たことないけど減量はしないといけないよね?

あとは何か必要なことってあるの?

 大会に出たことのない方にとっては意外と知らないことがあるかと思います。そんな方にとっては「こんなこともやらないといけないのか~」というイメージが持てると思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • いつかは大会に出たいと思っている
  • 初めて大会に出る
  • 大会に出ようとしていて必要な準備を確認したい
  • 大会で良い結果を残したい

 この記事が筋トレを始めて大会に興味を持っている方や、初めての大会に挑戦しようとしている方の参考になれば嬉しいです。

 忙しい方に向けてまとめると、大会に向けてやることは次の通りです。優先度の高い順に書きます。

大会に向けてやることリスト
  • 出る大会を決める
  • 減量
  • ポージング練習
  • 当日衣装の準備
  • タンニング
  • ムダ毛処理
  • 当日の持ち物を揃える

 それでは1つずつ私なりの注意点を添えながら解説していきます。

出る大会を決める

どの団体のどのカテゴリーに出るか

 まずは、どの団体のどのカテゴリーに出場するか決めましょう。

カテゴリーの例

男性

  • ボディビル
  • フィジーク
  • クラシックフィジーク

 

女性

  • フィジーク
  • フィットネスビキニ
  • ミスフィットネス

実はどのカテゴリーにするか悩んでいるんだよね…

 どのカテゴリーするか迷っている方もいらっしゃるかもしれませんが、出たいと思うものにでましょう。自分が憧れる舞台に立つのが一番です。

 そうでないと辛い減量やこれから示すような準備がかなりストレスに感じるはずです。

憧れの選手と同じカテゴリーを選ぶのもいいですね。

 実際に興味のある大会を観に行くことも重要です。

 刺激が貰えてモチベーションが上がるはずです。そうなれば、あんな選手みたいになりたいとか、自分もあの舞台に立ちたいというイメージが持てます。筋トレや減量を進める中でも具体的なイメージを持てるので諦めにくいです。

 逆に、実際に観に行って、「ん~、ちょっと違うなあ」と思うこともあるかと思います。それはそれで、出る前に出ないという判断ができるので重要です。

 また、YouTubeの動画などで雰囲気を手軽に知ることもできますし、どんなステージング、ポージングをしないといけないかは手軽に把握できます。

 一方で、会場の雰囲気や、大会の長さは実際に行かないと体感できないです。編集されて切り取られた動画を観ているだけでは絶対に分からないので、是非観に行きましょう!

2019年に横浜で開かれた大会会場の様子

 私はJBBFの大会や昔のFWJの大会など何度も観に行ったことがありますが、共通して感じたのは大会の長さです。1日がかりで色んなカテゴリーを代わる代わるやっているので、選手の待ち時間はかなり長いんだなーというような感覚は掴めました。これは本当に行かないと分からないと思います。

 また、会場の応援の声量とかも実際行かないと分からないですし、色んな選手の脂肪の絞れ具合を生で見ておくことは貴重な体験です。細かいステージ上での動きだったり、YouTubeの動画では見えない部分が見えます。

 因みに私は、ジムでJBBFのトップボディビルダーの方に「真面目に筋トレされているので、JBBFの大会に出てみたらどうですか。」と何度も進められたのがきっかけでJBBFの大会を選びました。

大会の雰囲気を知ったり、自分の好きなカテゴリーを決める上で大会を観に行くことは重要

どの時期に出るか

 どの団体のどのカテゴリーに出るか決めたら、次はどの時期の大会に出るか決めましょう。

 これは、今の自分の体と自分の予定と相談になります。

 今からどれくらいの期間をかけて減量できそうか、大会の時期に出るまでは大会の準備に集中できそうかを考えます。

 例えば、個人的には2月とか3月の大会はあまり出たいと思わないです。理由は、お正月が近いからです。お正月とその手前のクリスマス辺りの休暇は何も考えず食べたり飲んだりしたいからです。

 また、大会はおおよそ夏に多く開催されるので、1月に正月を終えてから気を引き締めて6~9月あたりの大会出場を目指すのが良いと思います。

自分にとって減量に集中できる期間を確保できるか確認してみましょう。

 また、どれくらいの減量期間を設けるかについては、目標体重を決めた上で、1ヶ月2kgの減量をするつもりで計画するといいと思います。

 1ヶ月で筋肉を落とさずに減量を進めていくには月当たり大体2~3kgが適正と良く聞きます。実際私の体感としても、これくらいが無理のない範囲だと感じます。

 実際は、脂肪の乗り具合によって脂肪の落ち方は変わりますし、減量を進めていくと基本的には誰しも停滞するので、初めての大会であれば余裕を持って計画しておくべきです。

 また、どれくらい減量すればよいか決めるのは初めての大会だとかなり難しいです。

ジムに通っているのであればトレーナーの方にも相談してみるとよいです。

 目安の目標としては体脂肪率が10%を切る計算になるところに持って行けば大丈夫だと思います。因みに私は9%くらいで出ました。

 大会2か月くらい前は全然脂肪が落ちなくなって、まだ脂肪がつまめたのでかなり不安でした。1ヶ月前くらいでは、トレーナーの方に診て頂いたりしながら自信をつけていきました。

 自分で見ると、脂肪が存在する限り悲観的になるので、第三者の意見を聞くのは大切だと思います。

 どれくらいの時期の大会であれば減量に集中できて、今の状態から逆算すると出場できそうかを考えて時期を決めましょう。

 因みに、絶対この大会!!と1つに決めるよりは、最悪減量が上手く行かなかったら1ヶ月後ろのこの大会にする!というように代替案を決めておくと安心できます。

1~2ヶ月くらいの幅を持たせて、この時期にある大会に出ると期間で決めるのもよいですね。

 せっかく長い時間辛い思いをしながら減量などの準備を進めていくので、可能な限り出場できるように代替案を考えておくことは大切です。

 私は、過去にアメリカ出張が決まって大会を諦めたことがあります。そういった不測の事態で努力が台無しということにならないようにしましょう。

減量

 これは当たり前のことではありますが、減量が必要です。

 食事の改善、有酸素運動を取り入れるなどして、減量を進めていきましょう。減量を進めていく上では体重を測るのは勿論ですが、写真を撮ったりして見た目の変化も分かるようにしておくとモチベーションを保ちやすいです。

メジャーで測った様子を写真で撮っておくのもおススメ

 

 減量に関しては大会に出場するに当たって一番の難関だと思います。これが上手くいかないと大会に出る気になれないですからね。

ブヨブヨな状態でステージに立つなんで恥ずかしい..

 筋肉は小さいとしても脂肪が乗っているのは、恥ずかしいですよね。

 別に、脂肪がしっかりのった状態でも出場されている方はいらっしゃいますし、会場で笑い者になることも実際にありますが、出場することはできます。

 ただ、このことが大会出場の大きなハードルになっていると私は思います。

自分なりに努力したのであれば、胸を張って出場しましょう。

 この人全然絞れて無いなーと思っていても実は身長170cmで体重100kgから80kgまで減量した可能性もあるじゃないですか。努力の成果なんて結局誰も分からないので、自分が胸晴れればいいと思います。

 これは、自分も最初はなかなかこんな気持ちになるのは難しかったんですけど、大会の3週間前くらいにJBBFのトップボディビルダーの方に言われました。

「皆ビビってます。結局、自分がどうかっすよ。自分のポージングをとるだけっす!」

 私はすごく勇気づけられました。

 因みに、実際に大会で1年前は100kg以上の体重があったけど30kg以上の減量を経て大会に出場しました!っていう人を観たことがあります。でもそれを言われるまで全く分かんなかったです。

 ステージに出るまでに最低限のやるべきことをやって、自分が納得してステージに立てれば、それでいいんです。

自分でコントロールできる準備に集中して取り組みましょう!

ポージング練習

 ポージング練習はもし出る大会の団体が主催しているものがあれば是非参加しましょう。

ジムによってはトレーナーさんがポージング練習会を開催されていることもあります。

 フィジークやボディビルは競技なので、ステージ上でどんな動きをして、どんな魅せ方をしないといけないかについて最低限のことは知っておくべきです。

 筋トレをして、減量をして凄く良い体をしていてもポージングが変だと台無しです。実際のところ、筋肉がデカくて、減量がかなりうまく行っていれば、ポージングが下手でも成績を残せたりするとは思います。

 でも、大会に出るということは、その競技のルールに沿った動きができるかが大切だと思うので、是非練習しましょう。というか、せっかく良い体をしているなら、美しくポージングできないと勿体ないです。。

 また、普通は初めての大会で絶対的自信を持って、減量もパーフェクトだと確信して大会に出ることはできないと思います。そんな中で減量に比べてコントロールしやすい部分ではあるので、礼儀として最低限の準備はしておくという意味で絶対にポージングは練習した方がいいと思います。

 脂肪が乗っていて最悪のコンディションでも、ポージングが上手ければ、これは努力の成果が分かります。つまり、その逆も然りで、ポージングが全く変だったり、そもそも間違っていて大会でポージング中に注意されるようだと、それこそ恥ずかしいです。

ポージング練習の機会には積極的に参加しましょう!

当日の衣装

 当日に着る衣装は減量が進んだ段階で買うのがおススメです。

 理由は、減量が進んでいくとサイズ感が変わるからです。

 大会に出る、1~2か月前には購入して、購入してからは当日の衣装を着てポージング練習をしてその様子をスマホで撮影して確認などすると実際の大会に出るイメージが持てて良いです。

身体が絞り切れてから当日の衣装を買いましょう!

 私はフィジークに出場したことしかないので、フィジークの衣装についてしか語れないですが、フィジークではサーフパンツが必要になります。

 私が買ったのは次のようなサーフパンツです。

サーフパンツ

 サーフパンツはネットでも買えます。

 ネットでどんなデザインがあるのか見るのは良いと思いますが、実際に店舗で試着して買うのがおススメです。

 何よりもサイズ感が大切ですし、自分に似合うかどうかも重要です。

 試着室でポージングしてみてどうかを観れるのでおススメです。

 店舗はムラサキスポーツで買うのが一般的かなと思います。最近は、フィジークに出ることが目的でサーフパンツを買う方も増えているので、店員さんにフィジークに出ることを伝えるとアドバイスをくれたりもします。

 店員さんからのサイズ感や、見た目のアドバイスは普通の服を買うときよりもかなり参考になるので、是非恥ずかしがらずに大会に出ることを店員さんに伝えてみましょう!

当日の衣装はできれば店舗で買ってサイズ感とデザインを確認しましょう!

タンニング

 意外と手間がかかるのが、タンニングです。

 タンニングとは日焼けをして肌を黒くすることです。

 タンニングすることで筋肉のカット(割れ目の線)を強調するために、重要な準備です。

 大きな筋肉を付けていて、しっかりと脂肪がそぎ落とされていても体が白いと意外とカットが見えづらくて、ステージ上で映えないです。

 逆に言えば、気休め程度ではありますが、しっかり日焼けしていればカットが強調されて、カットが出やすくなりステージ上で映えやすくなります

 一方で、肌へのダメージは気になりますし、日焼けサロンに通うのは時間もお金もかかります。とはいえ、こちらも私は最低限のコントロールできる準備だと捉えています。

 つまり、筋肥大とか除脂肪は自分なりにかなり努力していても、なかなかコントロールが難しいです。一方で、タンニングはやればできる話なので、やれることはやっておきましょう。

 

肌が弱くてどうしても肌を焼きたくない方はタンニングローションや、スプレータンニングという方法もあります。

 タンニングローションは次のリンク先のようなもので、こちらはJBBFが推奨している製品です。

 体全体にお化粧をするようなイメージで、肌の上にローションやスプレーで染料を塗って肌の見た目を黒くするものなので、日焼けに比べれば圧倒的に肌へのダメージは抑えられると思います。

 私は、染料が衣装についたり寝るときに気を遣うのが嫌なのでやったことはないのですが、ある程度日焼けしていないと効果が薄いらしいです。また、団体や大会によっては使用が禁止されている場合もあるので使用できるかはきちんと確認しておきましょう。

 正直なところ、自信を持って自分の思うキレイな体を魅せる場だと思うので、白い体がカッコいいんだ!と思う方はそれでステージに立つのがいいと思います。

 個人的には結構日焼けはコストがかかるので、避けられるなら避けたいなと思います。一方で、どんどん見た目が変わっていき、筋肉の見た目も良くなったように感じて辛い減量のモチベーションを上げることができるので、健康上の問題が無いのであれば一度やってみるのがよいかなと思います。

 私は、日焼けはザ・サンラウンジというところに通って行いました。時期によってはお得な回数券が売っているので、それを利用すれば大会出場に向けての分を一括で買えるのでおススメです。

 こちらも、店員の方に相談してどんなマシンでどんな頻度で焼いていけばいいか相談するのが良いです。大会に出るには色んな方にお世話になりますね。

 特に最初は弱いマシンで試すのがいいと思います。いきなり強いマシンでやると、肌が腫れてしまって痛くて寝れないみたいなことになる可能性があります。

店員さんにパワーの弱いマシンを確認して少しずつ焼いていきましょう!

 人によって肌の強さとか黒さは異なると思うので、人それぞれと思いますが、少なくとも大会に出る3か月以上は前から焼き始めるといいと思います。

 最初の1ヶ月くらいで焼け方の様子を見たり、日焼けマシンに慣れていって、残りの2か月で調整していくような感じが最短の計画になると思います。

 私は大会2ヶ月ちょっと前くらいから通って、合計20回くらい通いましたが、あと1か月くらい余裕があったら良かったかなと思っていました。特に私は肌が白いので、余裕を持って長めに設定しておくと良かったなと後悔しています。

 時間に関してですが、1回30~60分くらいを週1~3回くらい日焼けに費やすことになります。大会に出るような方であれば週5回以上は1回60分以上筋トレされていると思います。

焦って強いマシンで焼いたり、焼く頻度を高くすると肌がめくれてしまってキレイに焼けなくなることもあるので注意しましょう!

 減量のストレスをかかえた中でタイムマネジメント能力をかなり問われるので、その辺りの覚悟は大会に出る上で必要です。

 日焼けマシンの中に30~60分もいると、凄く時間を無駄にしている気分になるので、スマホ触ったり音楽聴いたりしようと思うのですが、意外と私は何もしなかったです笑

 スマホに関しては日焼けマシンの中で目を開くのが目に悪そうだし、まぶしいからです。イヤホンで音楽を聴くのはおススメです。私は、タンニングローションを塗ったり、汗を書いたりする中でイヤホンを触るのが面倒くさくなって、何もしなくなりました笑

 ただ寝るというのも体力が回復できていいと思います。

ジムで鏡に映る自分を見た時に日に焼けていると、少し減量のモチベーションが高まりますよ!

ムダ毛処理

 衣装を着ても見える部分の毛は全て剃りましょう。

 こちらもタンニングと同じでコントロール可能な準備です。

 脚周りの毛を全て剃るのは結構大変ですが、やってみるとジムで鏡に映る自分の姿を見た時に結構印象が変わりますよ。

 筋肉のカットが見えやすくなるのは勿論ですが、単純に見た目が美しくなります。

 毛が薄くて産毛レベルなら大会前に剃るくらいでいいと思いますが、生えている部分でかつ当日の衣装を着て見える部分の毛は剃っておくことをおススメします。

 私は、当日のイメージを膨らませるためとかモチベーションを上げるためとか、脂肪の絞れ具合を確認するために大会の3~4ヶ月前から剃っていました。

日焼けする際に体毛があるとうまく焼けないので、日焼けの計画に合わせて剃っておくと良いです。

 私は電動カミソリやT字カミソリを使って自分で剃っていましたが、かなり大変です。

 まだ行ったことないのですが、脱毛サロンに行くのが楽なのかなと思います。筋トレや日焼けでただでさえ時間を消耗するので、脱毛サロンを使うのはかなりいい選択だと思います。

当日の持ち物を揃える

 ここまで書いてきた準備をすれば後は大会に行く際の持ち物を揃えて、大会に出るだけです。

 持ち物は当日の衣装さえあれば、何とかなると思います笑

 あとは、パンプアップ用の食材やトレーニング器具があれば良いと思いますが、当日までの減量やタンニングなどの準備がしっかり整っていることの方が圧倒的に重要です。

 とにかく、当日の衣装だけは忘れないようにしましょう。張り切って大会の前日にサーフパンツにアイロンをかけて溶かしてしまうみたいなことをしなければ大丈夫です笑

 とはいえ、持って行った方が良いモノというのは当然あります。大会当日の持ち物に関しては以前まとめたのでこちらの記事をご参考下さい。

当日の持ち物は買いそろえれば済むので、大変ではないです。

まとめ

私の経験を基に大会出場に向けて必要な準備を書きました。

私が言いたかったこと
  • 大会に向けての準備は減量以外にも沢山ある
  • 事前に計画を立てることが大事
  • やればできる最低限の準備はやりましょう

 大会に出るというと、とにかく減量が大変というイメージが強くてその話題ばかりになりがちです。

 しかし、タンニングやムダ毛処理など大変な準備があります。他のスポーツの大会でここまで準備が大変なものってあるんですかね笑

 ただそれだけ大変な分、やりがいもありますし、きちんと準備した上で大会のステージ上でポージングをとる感覚は格別です。

 とても楽しくて良い経験になります!

 大会出場に興味を持たれている方の参考になれば幸いです。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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