こんにちは、フルボトムです。
私はもう10年以上筋トレをしていて、毎回トレーニングの際はノートをつけて記録を付けています。
しかし、以前から、電子化できればもっとデータ解析したりできて便利だと考えていました。
でも、スマホなどの電子デバイスをジムに持ち込んで記録するのも、嫌でした。
鉄の塊が沢山あるジムの中で高価なスマートフォンを持ち歩きたくない。
そう思って、一貫して10年以上紙のノートを書き続けてきた私ですが、
本日これまでずっと求めてきたアプリに出会いました。
それはTrain Fitness Automatic Exercise Trackingというスマートフォンアプリです。
このアプリを入れて、Apple Watchを身に付けて、筋トレを開始すると、
勝手にどんな種目の筋トレをやったかを自動で認識して、Rep数を記録してくれます。
昨日、インスタの広告で見て、早速今朝ジムで、肩トレをして試してみたので、
その内容をシェアさせて頂きます。
私は筋トレ中に「音楽を聴きたい」+「運動中の心拍計測をしたい」と思って
AndroidからiPhoneに乗り変えました。
Androidユーザで筋トレの記録を自動化したい方はiPhoneへの乗り換えを検討してみても良いかもしれません。
そう思うくらい感動したのですが、ノートの良さもあると感じましたので、
メリット・デメリットについても書いていきます。
とりあえず使ってみた
とりあえず、アプリをインストールしてアカウント登録を済ませて使ってみました。
iPhoneにアプリをインストールすると、Apple Watchの方にもアプリがインストールされていました。
ジムに着いて、一種目目のマシンに座って、アプリを選択し、”Start workout”をタップしました。
第1種目:バーベルショルダープレス
何やらカウントが始まります。
“Add set”というボタンもあるので、そこから手動で種目を記録できるようです。
しかし、広告で見たのは自動で計測される様子。。
半信半疑なまま1セット目60kg 10回やってみました。
セットを終えてバーベルを置いて約3秒後、Apple Watchがビビッ!と揺れました。
Apple Watchの画面に“Incline Chest Press”と表示されています!!!

間違ってるけど
スゲーーーーーーーーーーーー!
インクラインのチェスプレスとバーベルのフロントショルダープレスは勿論効かせる部位としては異なりますが、動きは大まかに言えば似てるので、なかなか凄いと思いました。
Apple Watchの画面をタップすると、
「種目名」、「レップ」、「重さ」の順に項目が表示されていて、
それぞれ編集できる状態になります。
右上のチェックマークをクリックすると、確定できるようです。
もし、検出された結果が正確ならそのまま確定すれば記録が完了です。
今回は種目名が間違っているので、タップして修正しました。
この辺りは、使い慣れていくと解消されると思います。
今回は”Barbell Seated Shoulder Press”を見つけたので、それを選びました。
また、Workout開始時に”Empty Workout”を始めるか、
”Template Workout”を始めるか選択できます。
今回はとりあえず初期状態で使ってみたので、”Empty”にしましたが、
もしかすると”Template Workout”として事前に種目を登録しておくと
より使いやすいかもしれません。
今度やってみたいと思います。
そして、レップ数は見事に10repsと書かれており、正確でした。
重さは20kgと書かれていました。
重さは流石に検出できないので、自分で入力します。
そして、一応ノートにも記録しました。
初めて使ったので、回を重ねるとこの辺りは確認する手段があるのかもしれません。
そうこうしているとビビッ!とまたApple Watchが揺れました。
私は普段、インターバルの長さは気にしていないのですが、
インターバルの時間に拘ってワークアウトを改善する可能性が開けます。
このインターバルの計測、使ってみて感じたのですが、集中力を高めてくれそうです。
紙のノートに記録を付けてかつ、
アプリで記録もとっているので、いつもより無駄な時間が多いにもかかわらずです。
残りのSetは8rep, 6rep, 4repと回数が減っていったのですが、かなり正確に計測されました。
おそらく、1set目で種目を選択すると、
次のセットは大きく動きが違わなければ同じ種目として扱うのだと思います。
rep数に関しては実際よりも1回多いということがありました。
しかし、バーをラックアップしてから置く動きをどう認識するか次第なのかなと思うので、
なかなか精度は高いと感じました。
1repくらいの誤差なら毎回ボタンを1タップするだけで修正できるので特に問題ないです。
第2種目:アブドミナルクランチマシン
肩の日なのに、2種目目にいきなり腹筋?って話なのですが、
今日はジムが混んでましたので、仕方なく一旦腹筋をやることにしました。
1種目のセットを終えてから特にアプリの操作はせずにそのまま、
マシンに座っておもむろにセットを開始しました。
10rep終えて、ノートを手に取って記録していると、Apple Watchがビビッと来ました。
そこに表示されていたのはなんと、”Machine Ab Crunch“!
完全に正解です。
タップすると11reps。
これは仕方なく修正します。でも全く手間に感じません。感動が勝りました。
その後、3set追加でやりましたが、10repsに対しては11repsとなっていました。
8repsに対しては正確に8repsと出ました。
第3種目:スタンディングワンハンドサイドレイズ
次は片腕だけを使う種目です。
流石に、Apple Watchを着けていない方の腕を動かしている時は計測されませんでした。
これはある意味、正確な検出結果だと思います。
その後、Apple Watchを着けている方の腕を動かすと、正確に検出してくれました。
検出種目は思っているものとは違いましたが。。
そもそも自分がやっているサイドレイズが無さそうでしたので、これは仕方ないですね。
因みにワンハンド系の種目は重さの記録にx2と表示されます。
このアプリはトータルのWorkoutのボリュームを計算する為に
1setは両腕でそれぞれ動かしたものとみなすようです。
例えば、10kgのワンハンドサイドレイズの1set10repsのトータルボリュームは
10kgx1setx10repx2=200kg
と計算するということです。
その後サイドレイズの種目を複数やったのですが、自分のやり方と登録済の種目で一致するものがどれなのか不明なので、似ている種目を探して追加していきました。
第6種目:プリーチャーアームカール
肩の日ですが、少し腕もやってみました。
腕の種目なので、一番うまく計測されそうですが、やはり期待通りでした。
”EZ-Bar Preacher Curl”と判定されました。
回数は10repsに対して11repsと判定されることはありましたが、種目の正確さに驚きました。
実際にバーはEz-Barで、フォームはPreacherで、内容はアームカールだし何一つ外していません。
そこで、いつもよくやるのですが、
プリーチャーの台の前に立ってスタンディングのEZ-Barカールをやってみました。
すると見事に”EZ-Bar Bicep Curl“と判定されました。
前の種目とかなり似ているはずなのに、凄い。。。
第7種目:さすがに厳しいシーテッドカーフレイズ
もう肩の日とか関係なく面白くなってきたので、カーフレイズをやってみました。
やはり、腕に動きが無い上に、心拍数の変化も少ないと思うので、
1set目は何も検出されませんでした。
そこで、手動で1set目を”Machine Seated Calf Raise”として追加しました。
次に2set目をやってみたところ、なんとセットは検出されました。
が、”Dead Lift”と表示されていました…
シーテッドのカーフレイズで少し前傾してレッグプレスのように動かすので、
なんとなくアプリの気持ちは分かるのですが、セットを検出しただけでも、
「なかなかやるなぁ」という気持ちになりました。
第8種目:リアデルトマシン
最後にマシンが空いてきたので、リアデルトマシンをやりました。
この種目は完全に種目と回数が正確に記録されました。
終わる時はApple Watchで”End Workout”を押すと記録されます。
なにやら色々と結果がApple Watchに表示されましたが、スマートフォンで見てみることにしました。
記録される内容で面白いもの(Recovery)
記録された内容は、
筋トレの種目とReps、インターバル時間、トータルのワークアウト時間、心拍数の推移。
この辺りは記録されていて普通だなと感じるのですが、
この他にも面白いと思う項目がありました。
それがRecoveryです。
冷めた見方をすれば、どこをどれくらい鍛えたかを可視化しているに過ぎないのですが、
体の各部位の残りHPのようなものが表示されていました。

肩のHPが削られています。。
マネキンのような形で、体の見た目としても見ることができます。
また、何日で回復するのかや、テンプレートを登録するとそのテンプレートの種目は今のリカバリ状態に対してマッチしているのかが数値で表示されたりします。
残り、8%あるということは、もっと肩をやれる可能性が残っているということかもしれません。
心拍数の遷移や、そこから計算されるワークアウトの辛さ、がHP消費に反映されていそうです。
種目やレップ数が少なかったものはほぼ消費されていないことも分かります。
このアプリ大丈夫?
もう十分良いアプリだと感じましたが、何か製品やサービスを使う時に、
どこの国のものか気になりませんか?
特にスマホアプリだとセキュリティ的に大丈夫なのかとか心配になりますよね。
調べてみるとカナダの2021年創業のスタートアップ企業が作ったアプリのようです。
次のインスタの投稿を見ると、Apple Design Awards 2025のファイナリストとなっているようです。
興味のある方は、こちらのホームページを見てみてください。
部分的に日本語のページも存在するようで、英語が苦手な方はこちらが参考になりそうです。
2020年にハーバード大学などのグループによって発明された技術が使われているようです。
まとめ
今回は筋トレの記録が楽になるフィットネストラッカーアプリを紹介しました。
個人的にはとても感動したので、暫く使ってみようと思います。
昔から、こんなアプリ作りたいなと思っていたので、この会社で働きたいなと思っているくらいです。
日本の方でこのアプリを使っている方はまだほぼいないように思いますが、
今後日本語対応や使用レビュー等SNSでの露出も増えてくれば、
かなり普及するような将来性を感じました。
トータルボリュームに関してはグローバルランキングもあって競う機能もあり楽しそうです。
もし、興味がある方は是非使ってみて頂ければと思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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