筋トレに減量に、お仕事にと皆さんお疲れ様です。
ジムに行って、仕事に行って、そんな中で減量も頑張って、大会に出ようとすると意外と忘れがちで不安になるのが、
当日何を持って行けばいいの?
パンプアップ?カーボアップ?
という大会当日の持ち物です。
以前、私が書いたこちらの記事は大変多くの方に読んで頂きました。
この記事を書いた時、私は1回だけしか大会に出た経験がありませんでした。
2022年、私は湘南オープンと北区オープンと2回JBBFのフィジークに出場して、「この記事をアップデートする必要がある」と感じました。
そんな訳で、2022年版として、フィジーク大会当日はこれを持って行けば間違いない!という当日の持ち物に関して皆さんに役立つ情報を書きます。
前回の記事でも書きましたが、究極的には当日の衣装(サーフパンツやボディビルパンツ)さえあれば何とかなります笑
逆に、当日の衣装が無いと出場できないので、それだけは忘れないように気を付けながら、どんなものがあればいいのか参考にして頂ければ嬉しいです。
最後に3回の大会出場を踏まえて、おおよその大会当日の流れについても書きますので、持ち物の使い方の参考にして頂ければと思います。
持ち物一覧
まず初めに私が2022年の2回の大会で持っていたものを一覧にして紹介します。
大会前日の持ち物確認にも活用下さい!
実は持ち物のリストに関しては、初めての大会の時とあまり変わらないです。
なので、この記事では前回の記事と重なる部分はできるだけ書かないようにして、初回の大会での反省点や、今年2回大会に出て感じたことを中心に書きます。
初めての大会の反省点
初めて大会に出た時に持ち物に関して、次のような反省点がありました。
腹筋のパンプアップが難しい
前回の反省点として腹筋のパンプアップが難しいと思ったのでアブローラーを追加しました。
腰にタオルを置いて、シットアップしたりすればいいとも思いますし、そのようにされている方もいらっしゃいます。
ただアブローラーは腹筋以外にも腕とか胸の上部も使って全体の運動になるのでパンプアップの最初にやるといいかなと思います。
とにかく喉が渇く
初めての大会の時は300mlくらいの大きさの小さなペットボトルに水を入れて持って行ったのですが、とても喉が渇きました。
大会当日の運動量は多い
水を摂りすぎて浮腫むことを恐れていたので、少な目に持って行ったのですが、大会当日は普段の筋トレ並みかもしくはそれ以上運動します。
パンプアップでどれだけ運動するかは人ぞれぞれとは思いますが、汗がジワリと出てくるくらいまでは動くと思うので、それなりに喉が渇くはずです。
浮腫むことよりは、ステージで筋肉に力を入れた際につることを恐れた方がいいと思います。
この反省を活かして、初戦の湘南オープンでは普段筋トレする時に飲んでいるBCAAとCCDを水に加えたドリンクを800mlくらいシェーカーに入れて持って行きました。
因みに、2戦目の北区オープンでは900mlサイズのポカリスエットを持って行きました。
理由は、持ち物を少なくするためです。
帰りにシェーカー邪魔やし、
微妙に量が足りん。。
と初戦で思いました。。
私はドン・キホーテの店舗で買いましたが、時間が無い方は忘れないうちにネットで買うのもおススメです。大会で好成績を出される方は時間の使い方がうまいですね。
控室でも結構このポカリを飲んでいる方は結構いらっしゃいました。
カーボアップで喉が渇く?
運動量が多くて喉が渇くことに加えて、カーボアップによって喉が渇いているのではないか?と思いました。
今回、最終調整として極端なことはしなかったのですが、前日から白米を中心として炭水化物を多めに摂取してみました。
前日からカーボアップしなくても、皆さん大会当日は糖質や塩分を摂られると思います。
そうすると体の中に水を引き込もうとするので、水分を欲して喉が渇くのではないかなと思いました。
やはり糖質を入れたことによって体は何かしら反応しているようだったので、カーボアップによって喉が渇くのかなと思います。
それから、極端なことはしたつもりはないですが、大会直前に摂取する栄養によって私のように背中を傷めたりしないように注意しましょう。
パンプアップ用の食材
今回、私が当日パンプアップ用に持って行った食材はこちらです。
これは全部持って行きましたが、当日摂らなかったものもあります。
持っていたものは全て摂らないといけない訳ではないので、その時の気分で選べるように選択肢を増やしておくと安心です!
井村屋のようかん
ようかんは非常に良かったです!
私が買ったようかんは井村屋のミニようかんです。
サイズが小さくて大会当日の調整にピッタリです。
正直、当日のカーボアップはこれだけあれば十分かなと思ったくらいです。
強いて、もう1つ挙げるならバナナですね。
バナナ
バナナはすぐに体を動かすエネルギーになってくれる果糖を摂取できます。
ステージに立つまで1時間以上あるときに摂るようにしていました。
パンプアップ時だけでなくポージング中のエネルギーとなるようにという狙いに加えて、カリウムが豊富なので水分が抜けて絞れたような状態にしてくれるかなと思いました。
なので、当日の朝に1本、大会の会場について1本食べていました。
じゃがりこ
以前の記事でも紹介したじゃがりこ。
塩分と脂質の摂取を目的に持って行きました。
これについては、今年大会に出てみてイマイチだと感じました。
正直これらは感覚的な話なので参考にならないかもしれません。
よく、ボディビルダーの方でジャンクを入れて筋肉を張らせるという方がいらっしゃるので一応持っておくのはアリかなと思います。
ただ、今後は牛肉を炒めておにぎりにして持って行ったりしようかなと思っています。
私は子供の頃からあまりお菓子に興味が無いので、合わないのかもしれません。
プロテインバー
大会当日にプロテインの摂取は考えなくて良いと思います。
大会当日にパンプアップして筋肉を大きく魅せることはできますが、筋肥大は見込めないと思います。
なので、プロテイン摂取もできた方がいいかなと思ってプロテインバーを持って行きましたが、もっていかなくても良いかなと思いました。
私は、ザイテンバッハの抹茶味のプロテインバーをゴールドジムで買って持って行きました。
北区オープンは長かったので、大会の後半の方で食べました。
大会によっては、自分の出番の間が1~2時間と長く空いてお腹が空くこともあると思います。そういった時に選択肢が多いと安心できます。
控室からでなくても良いように余裕を持って
食材を準備しておきましょう!
ザイテンバッハのプロテインバーは高いと思うので、Inバーがおススメです。
もしゴールドジムで買うなら、賞味期限切れが近づくと3割引き、7割引きになるのでお買い得です。
ただ、賞味期限切れの時期を狙うのは難しいし、私のように定価で買った数日後に3割引き、7割引きになった様子をジムに行く度に受付で目にするのは辛いです。
大会当日の流れ
何を持って行けばいいか大体分かったけど、
当日どんな風に食べたりパンプアップすればいいの?
そんな悩みを持つ方は多いと思います。
私が過去3回出場したJBBFの大会を例に平均的な流れを紹介します。
- 5:30-6:00朝食
固形物を中心に摂っておきます。
早めに起きておくとその日のコンディションに応じた栄養摂取ができます。 - 60-90 min移動
忘れ物が無いか確認して出発!
特に衣装があるかは要確認!着て行ってもいいかも..
移動が長いのでちょくちょく水分補給します。 - 受付開始30min前会場付近到着
余裕を持って受付開始時刻の30分前くらいには着くようにします。
ただし、会場付近に座るところがなく立ちっぱなしの覚悟を! - 受付開始受付
自分のゼッケン番号を言わないといけないことがあるので確認しておきましょう.
また出場カテゴリーもきちんと確認しておきましょう!
受付前に友人などに貴重品などを預けておくと安心です。
ここでゼッケン、記念品(Tシャツなど)やパンフレットを貰います。
できるだけ周りの選手を気にしないで居れる場所を確保できると、自分のペースを保てて良いと思います。
パンプアップに十分なスペースを確保することも重要です。
控室には基本的には椅子がないので、ヨガマットを持って行かれる方が多いです。でもかさばります。。
私は上着を枕にして、ビーチタオルを敷いて寝ていました。
因みに、上の写真は湘南オープンの控室ですが、予め床にマットのようなものがひかれていていたのでキレイでクッション性もあって助かりました。 - 受付から30-40分後カラー・コスチュームチェック
受付してからだいたい30-40分するとコスチューム(衣装)とカラーチェックが行われます。
受付からこのコスチュームチェックまではだらんと寝ていればいいと思います。実際そのような選手が多いです。
カラーチェックとは、肌の色を黒くするために肌の上に薬剤を塗っていないかの確認と、塗った場合は会場を汚さないレベルか確認するものです。ここのチェックの時にはステージに立つ状態と同じ格好になる必要があります。なので、フィジークであればサーフパンツを履いてチェックの列に並びます。
公認サロンでカラーリングした方は、証明書も必要になります。私は実際、付ける位置が左右反対になっていたのでここで正しました。
私はカラーリングしませんでしたが、ここでカラーリングとサーフパンツのサイズの注意を受ける選手が多い印象です。
カラーリングしていないので分からないですが、よくシャワーなどで洗い流しておくのが重要なようです。
サーフパンツに関しては、ピチピチのサイズ感だと注意を受けるようです。
コスチュームチェックが終わったら、大会のタイムテーブルを確認して栄養補給するかパンプアップを開始します。 - 出番40分前くらい控室でパンプアップ開始
だいたい出番の40分か早いと1時間前くらいから選手の皆さんはソワソワし始めます。
早い方だと1時間以上も出番まであるのにゴムチューブでサイドレイズを始める方もいらっしゃいます。
控室に居る段階ではまだ少なくも20分は時間があります。
ステージに立つ直前までパンプアップはできるので控室ではゆったりと体を動かし始めるくらいでいいと思います。
控室で焦って1時間も前からパンプアップ開始するとステージに立つ頃には疲れてパンプしません..ステージへの移動を促されるまでが、食材を食べたり、ドリンクを飲んだりできる最後の時間かなと思います。
- 出番30分前から20分前くらい控室からステージ横へ移動
出番の時間が近づくと控室からステージ横への移動を促されます。
ここで、ステージ横へ移動するので、パンプアップ用のゴムチューブなどを持って行くことができます。
ナップサック等に必要な道具を入れて持って行けますが、ステージ横は通路のような所で基本的に狭いのでゴムチューブさえあれば大丈夫かなと思います。
狭いスペースで譲り合って、腕立てしたりチェーブを引き延ばします。
近くにスタッフの方がいれば、進行状況など聞いてみるとよいです。 - 出番ステージへ!
パンプアップを止めて番号順に呼ばれながらステージ上へ立ちます。
大会や出場人数などによって異なりますがだいたい10~15分くらいはポージングします。
ポージング練習はめんどくさくてサボりがちになりますが、好成績を残す選手はこういうところが違います。 - ステージに立ってから10~15分後出番終了
お疲れ様です。1回目のステージが終わりです。
この後、控室に戻って結果発表を待ちます。
だいたい、10~20分くらい待てば結果が分かると思います。
次の出番があると見越して、控室に戻ったら固形物のカーボを摂るのがいいと思います。
結果が発表されて番号が無ければ帰りましょう。
次の出番があれば、同じ流れで控室→ステージ横→ステージ→控室→結果発表となります。
いかがでしたでしょうか。
だいたいの大会当日の流れとそれにどう対応していくかイメージを掴めて頂けたら幸いです。
初めて大会に出ると、
と色んな不安がよぎると思います。
周りを気にせず
自分のペースを保ちましょう!
まとめ
大会当日の持ち物と、当日どんな風に活用するかについて書きました。
特に最後の自分のペースを保つのは難しいと思います。
コスチュームチェックで他の選手の体の仕上がりを目の当たりにすることになります。ここで、
うわデカ!!! い…
凄い腹筋だ..
自分はもう予選で負けてサッサと帰ろう..
そんな気分になることもあると思います。
私は、予選通過したり、決勝まで進んだ大会でも実際こんな風に思いました。
ピックアップ審査が終わった控室で、「あーあ負けた、来年がんばろうかなあ」と思いながら羊羹を食べながら結果発表を待っていたらピックアップ通過していて焦って帰る準備を止めたこともあります笑
3回大会に出て分かったのですが、意外と客席からじっくり見ないと他の選手との差は分からないです。
後から写真を見てみると、「悪くないやん!」と思ったりするものです。
控室では、優勝候補のようなデカい選手ばかりに目がいきがちです。1人仕上がりの良い選手を見ただけで委縮してしまいます。
何よりも自分の体が良く見えないので、そうなってしまうのだと思います。特に初めてだとそんな風に思うこともあるかなと思います。
北区オープンのポージング講習会でフィジークのチャンピョンの穴見選手はこんなことを初めて大会に出る方に向けておっしゃっていました。
初めて大会に出ると控室で周りの選手を見て「うわデカいな」とか思って自信なくしたり緊張しないようにしましょう。
私はチャンピョンになるようなレベルの選手でもこんな思いをされたことがあるのかと想像しました。
ボディビルチャンピョンの加藤直之選手も「皆びびってますよ!私も毎回びびってます!」とおっしゃっていました。
初心者に限らず、共通して頂く気持ちかもしれません。
普段の筋トレ、いやそれ以外でも周りに流されないように生きたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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