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AndroidからiPhoneへ移行する場合の注意点

iphone13 お金
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 Androidスマートフォンを10年以上使い続けてきた私がiPhoneに移行して感じた注意点を書きます。

 まとめると次の3点に注意すべきです。

注意点
  • LINEのトーク履歴が引き継げない
  • 楽天Edyが引き継げない
  • 初期状態では絵文字が検索して入力できない

 その他はOSによる違いによって使い勝手が大きく変わるので注意が必要ですが、これは多くの人にとって予測できることです。加えて、既に多くの人が使い慣れているので、慣れてしまえば特に問題ではないと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • Androidを使っているがiPhoneに移行してみたい
  • AndroidからiPhoneに移行しようとしている
  • AndroidとiPhoneの違いを知りたい

 以下、各点について詳しく書きます。

1. LINEのトーク履歴が引き継げない

 LINEのアカウント情報はAndroidからiPhoneに移行しても、その逆でも引き継げます。なので、友達の連絡先もそのまま引き継げます。なので、引継ぎがうまくいけば友達がいなくなって寂しくなることはありません。

 良かったですね!それでは、さっそく友達に、「iPhoneに変えたよ!」とLINEしてみましょう!

とトーク画面を開くとこのような画面になります。。画像は見れるのですが、テキストのメッセージが見れなくなります。。いや、中途半端に残るんかい!あとテキストだけやんかと。。

トーク履歴を無くさないようにするためには、私が調べた限り2022年5月現在では、トーク履歴をLINEアプリの機能を使ってバックアップしておくしか方法がありません。

 LINEのトーク履歴に記載されている文字はOSに依存している形式らしく、そのまま移行できないようです。

 また、LINEのトーク履歴はAndroidでもiPhoneでもクラウド上に定期的にバックアップする機能があります。このバックアップデータをそのままiPhoneで読み込めばいいのでは?と思ったのですが、やはり公式に対応していないようです。。

因みに、バックアップ先もOSごとに固定されていて、Androidの場合はGoogle DriveでiPhoneの場合はiCloudです。

 OS間で文字のデータの扱いが異なるから、Android上で入力されたテキストがiPhoneで扱えない。一見、理にかなったことを言っているのですが、それならAndroidスマホを持つ人がiPhoneを持つ人にLINEでメッセージを打つと読み込めないことになるはずです。

 絵文字はAndroidとiPhoneで表示形式が異なっているものの、対応する絵文字に変換されて、対応していないものはうまく表示されないので、完璧にうまくはいかないと思いますが。

そういえば、昔ガラケーが出た時も他社の絵文字とか表示されなかったですよね。

 普段、この文字データの変換は頻繁に行われているはずなので、トーク履歴に対しても同様の処理をすればいいのではないかと思うのですが、難しいのでしょうか。。

 因みに私は、テキスト形式でバックアップする方法を選びました。

LINEアプリには各トークルームの中でのトーク履歴を.txtファイルにバックアップすることができます。

 私はこの機能を使って、トーク履歴を自分のメールアドレス宛に添付して送信しました。ヤフーメールのアドレスに送ったのですが、ヤフーメールの検索機能を使うとメールに添付されているテキストファイルの中身まで検索してくれるので便利です。

 .txtに吐き出すので絵文字は消えますが、誰が何を書いたかは把握できます。

トーク履歴の.txtファイルは例えば次のような形式になります。

 これは、私が実際に2022年3月に吐き出したトーク履歴の形式になります。

 スタンプは[スタンプ]になっています。

 いや、この形式にできるならこの形式をそのまま移行先のiPhoneで読めばいいやん。これってそんなに難しいのかな。と思ったのですが、優先度の低いユースケースなのかもですね。

 LINEのエンジニアさんたち、手が空いたらご対応願います!何だったら手伝いますので!

2. 楽天Edyが引き継げない

 AndroidからiPhoneの移行でほとんどの電子マネーは引き継げます

 私は、AndroidでモバイルSuicaを使っていましたが、引き継いで問題なく利用できています。その他、iDやQuickPayも対応しています。

注意が必要なのは楽天Edyです。iPhoneでは楽天Edyが使えません。

 次のリンク先が公式の情報です。

 https://edy.rakuten.co.jp/howto/osaifukeitai/exchange/

 iPhoneは物理的なEdyカードになることができません

 リンク先にはiPhoneは楽天Edyアプリ非対応と記載されているのですが、実はiPhoneには楽天Edyアプリを入れることができます。(次のリンク先を参考)

 https://edy.rakuten.co.jp/recommend/iphone_app/?l-id=lid_top_main_slider_recommend_iphone_app

このアプリを使って、物理的なEdyカードの残高を参照したり、チャージすることができます。

 なんだかこちらも痒い所に手が届かない感じですね。。技術的にはSuicaと同じ仕組みなはずなので、対応できるはずなのですが。

3. 初期状態では絵文字が検索して入力できない

 iPhoneで絵文字を打とうとすると、キーボードを絵文字入力に変換して、入力したい絵文字を選ぶ必要があります。

これは設定を変えれば解決できるはずなので、解決できると思いますが、少しめんどくさいです。

 Androidでは「笑い」と入力したら、笑っている絵文字が予測変換や変換の項目にでていたので、非常に便利だったのですが。

 こちらは、キーボードの設定を変えたりすれば対処できるようなので、やってみたいと思います。先に書いた1.と2.の問題は個人では解決できない問題であるのに対して、この問題は解決できそうです。ですが、え?これできないの??と戸惑ったので書きました。

まとめ

 Androidからiphoneに移行する際に生ずる問題について書きました。

私が言いたかったこと
  • LINEのトーク履歴はそのまま引き継げないので注意
  • 楽天Edyを代表とするおサイフケータイはiPhoneでは使えない
  • 文字の入力には慣れが必要

 私はソフトウェアエンジニアとして、色々な製品に実際に触れることで学べることがあるのではないか、と思い10年以上愛用したAndroidから思い切ってiphoneに乗り換えてみました。

 このような実体験を通して、今回感じたような違いを発見したりできるのでやはり有意義だったと思っています。

 特に移行して考えたことは、「AndroidとiPhoneの移行はそもそもスムーズにできるようにすべきなのか」ということです。

乗り換えがスムーズになると誰が得をするのでしょうか。

 例えば、LINEの乗り換えをスムーズにするのはおそらくLINEのエンジニアですが、これによって短期的に得をするのは乗り換え先の端末を販売しているメーカーやOSを作っている会社です。

 一方で、LINEには「他のアプリはスムーズに移行できるのにLINEだけスムーズに移行できない」というユーザの不満が生じて他のアプリに乗り換えられるリスクがあります。

 ただし、この辺りのリスクの大きさは定量的に見えづらいのであまり大きな投資があつまらないのかなあと思ったりました。

 以上、スマホの乗り換えの参考になれば幸いです。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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