英語の勉強を頑張って、読み書きには自信が付いてきた。
でも、話すことはできない…
そんなアナタは英語を話す機会を設けましょう。
その機会をアナタが設けるために私が経験を基に勇気づけできるような記事を書きます。
体験談は書き始めてみると膨大な文字量となることが判明したので、今回は私が大学生だった時のエピソードを書きます。
私は英語が苦手で嫌いでした
まず初めに私の英語力の変遷を書きます。
私は、中学生の頃は英語のテストで悪い点数を取って補講を受けるほど英語が苦手でした。
小学生の頃からずっと国語が苦手だったので、言語を扱うのが苦手だと認識していました。だから英語も当然できるわけがないと思っていました。日本語だけで生きていけばいいやと本気で思っていました。日本語も怪しいけど..
しかし、15歳ごろから洋ロックに興味を持ち始めたのをキッカケに、歌詞の意味を調べる過程で英語力が身に付きました。当時の私にとっては歌詞が非常に刺激的で、書き写して絵を添えてオリジナルの歌詞カードを作っていたくらいです。
この頃には海外のカルチャーに興味を持つようになっていたので試行錯誤で自分なりに勉強して、中学生を終える頃には模試のリスニングで満点を取ったり、TOEICで500点代をとるくらいにはなっていました。
大学生になるとTOEICは750点くらい、大学院生になって850点取るまでになりました。
また、先日はReadingとListeningに加えて話す力と書く力も測定されるIELTSという試験を受けてoverall6.0というスコアを取りました。この6.0はいくつかの国で大学や大学院の進学の要件を満たせるというレベルです。IELTSは海外の大学進学や移住ビザ取得で使用できます。
色々な苦労をしてきましたが、いずれにしても帰国子女であるとか、恵まれた才能があるとかではなく元々英語ができた人間ではなかったとご認識頂ければと思います。
英語を話す機会を持つ
とにかく話す機会を作ることが英語を話す力をつけるために最も大事です。
そもそもなのですが、英語を話せるようになりたいのであれば、アナタがすべきことは英語を実際に話すことです。
参考書を買ったり、机に1人向かって黙々と勉強することはあなたのしたいことではありません。目的は英語を話すことです。
英語を話すことを実際にやらないと、買うべき参考書も勉強すべきことも分かりません。
皆さんが日本語を話せるようになったのも、黙々と1人で勉強したのではなくて、両親や友達と会話する中で話せるようになったのではないでしょうか。
英語を話す機会を持ちましょう!
以上、終わり!
という単純な話なのですが、皆さんにとってこれは心理的なハードルが高いのではないかと思います。もはやこれは、英語の能力を向上させる取り組みというよりは度胸をつける取り組みです。なので、皆さんの勇気づけをするような体験談が書ければと思っています。
大学生のアナタは留学生と交流しましょう
アナタが大学生であれば、外国人留学生と交流しましょう。
海外留学ができれば話す機会を必然的に大量に持てて良いのですが、費用の問題などで難しいという方もいらっしゃると思います。
日本の大学に居ながら、継続的に手軽に話す機会を持つには外国人留学生と交流するのが手っ取り早いです。
外国人留学生はどこの大学にも1人くらいはいるのではないかと思います。
交流するっていっても
いきなり話しかけたり、友達になるのは難しくない?
こんな風に思う方は多いと思います。
なのでもし、外国人留学生と交流するサークルがあれば入会するのが手っ取り早いです。
同じような意志を持った日本人仲間も増えます。英語だけでなく様々な外国語で外国の方とコミュニケーションを取るためのノウハウが共有されますし、それを向上させるための経験ができるはずです。
私は大学時代に、このようなサークルには入らなかったのですが、そのようなサークルが主催するイベントにはよく参加していました。一緒にBBQをしたり、バンド演奏をしたりしていました。
また、サークル以外では大学側が留学生と交流する機会を設けている場合もあります。私は、国内の異なる大学と大学院に通ったのですが、どちらも留学生と昼食を食べながら交流しましょうというイベントがありました。
私の時は、留学生にとってはその昼食イベントで単位を取得できる仕組みになっていて、留学生の集まりが良かったです。大学等の環境によって変わるとは思いますが、大抵は日本人学生の参加者は少ないと思います。私の経験上、日本人の参加者は先に述べたようなサークルに参加している学生か、友達を連れて複数人でやってくる学生です。
このようなイベントに参加すると次のような光景をよく目にします。
この光景は、何も大学の構内でのみ起きる特殊な光景ではないです。
会社であれば外国人が参加している会議でも見ることができますし、社会人の方であればこのような光景は想像に難くないでしょう。
1.と2.は外国語で話す能力が高いグループです。このグループの会話に入るのは至難の業です。あきらめましょう!と言いたくなるレベルです笑
1.と2.を見て、怖気づいてしまって3.と4.になるのはあるあるです。。
このような実情を踏まえて僕なりのアドバイスを書きます。こういった機会に参加する場合は参考にしてみて下さい。
1度くじけてもあきらめない
勇気を出して1人で、あるいは友達と来たものの、全く会話できずに終わってしまうのはあるあるです。よくあることなので、気にしなくてよいです。外国語が沢山飛び交う環境で、まるで海外にいるような特別な感覚で昼食が食べれただけで、アナタの経験値は間違いなく昨日より上がりました。
私の経験上、1度見た切り2度と来なくなった人を何度も見たことがあります。
だって辛いし、
同じ経験をしたくないもん…
1度イベントに参加して、疎外感とか無力感を感じると2度と行きたくなくなる気持ちは分かります。しかし、ここで諦めては話す力は伸びないです。
そもそもなのですが、ここで諦める程度ということはそれくらい英語力を伸ばそうという気持ちがないということだと思います。
留学に行っても、同じことが起きます。留学では、このようなコミュニケーションの場面以外にも生活の中で様々なネガティブな場面が生じます。この為、大きなストレスをかかえる人も多いです。
私の場合は、このような時に「くっそ~、どうすればいいかな」と思えるくらい英語力を伸ばしたいと思っていました。それくらい自分は英語が好きで話せるようになりたいんだなと実感していました。
一方で、そうでない方も多くいます。そのような方は無理せず、他の興味のあることを探した方がいいと思います。
話せなくても何度も行く
1度や2度、何も話せず終わっても、諦めずに取り敢えず行きましょう。何度も行くと、話すチャンスが訪れます。
具体的には次のようなことが起きます。
- その場にいる人達から覚えられる
- 優しい人が声をかけてくれる
何度も行っていると、次第にその場にいる人から覚えられるようになります。そうなると、気になった優しい人が声をかけてくれることがあります。
この声をかけてくれる人は日本人の場合もありますし、外国人留学生の場合もあります。
外国人留学生であった場合はそれでよいです。日本人の場合は、もしその方が既に外国人留学生とバンバン話している人であった場合は、そのコミュニティに入れてもらえるチャンスとなります。
一緒に向上していければいいのですが、そんな人は外国人と話すことにストレスを抱えている場合が多く、挫折寸前です。外国人留学生と話す機会を持つために回り道をするようなものとなるので、英語力を向上させるためには関わらない方がベターです。
一匹オオカミを探す
複数人の留学生が外国語で盛り上がっているところに、割り込むのは至難の業です。
これは外国語でなくても難しいでしょう。
つまり、日本人同士が日本語で話して盛り上がっているところに見ず知らずのあなたがそこに割り込むのはかなり難しいでしょう。
そこで、会場の中では1人でいる留学生を探して声をかけましょう。
誰よりも早く行く
1人でいる留学生に声をかけるという状況を作りやすくするためのおススメは早く会場に行くことです。
元々複数人で参加していた留学生であっても、先に1人で早く着いたという人が必ずいます。そこで、声をかけておけば後から留学生の友達が来たらさらに多くの外国人留学生の輪に入れます。
また、早く行けば会話が盛り上がる前に参加できます。1匹オオカミが見つからなくても、複数人でいてもまだ何かの話題が始まる前に参加する方が会話に参加しやすいです。
うまく話せなくて当たり前
話しかける時のポイントですが、失敗を恐れずにとにかく英語っぽい音を発しましょう!
アナタは日本人なのでうまく話せないことは当然です。
外国人の方もその認識で、うまく話せないことを馬鹿にする人はいないです。もし仮にいたら関わらなくていいです笑。
逆の場面を想定してみると分かりやすいと思います。
馬鹿にしたくなるでしょうか?母国語に興味を持ってくれていて嬉しいと思わないですか?
このように考えると避けたいのは、自分にとっての母国語を話すことです。
どうしても出てしまうのは仕方ないですが、何も伝わらないです。さらに、少し高圧的だったり、傲慢な印象を与える可能性があります。
例えばあなたが道を歩いていて、いきなり謎の外国語で話しかけてくる外国人と、つたない日本語で話しかけてくる外国人がいたらどちらに振り向くでしょうか。
少しでも分かる言葉を発している人は安心感を持てるはずです。
英語っぽい音を発しましょうと上で書いたのはそういうことです。
文になっていなくても、実は和製英語だったかもしれない単語でも、とにかく相手に伝える意志が大事です。うまく話せなくて当然です。
外国人が日本語ペラペラだったらビックリするのと同じで、英語ペラペラな方が異常です。
話す内容を調べておく
とにかく失敗してもいいから話しかけようということを書きました。ただし、事前に話す内容など考えておくと、安心できますし、機会を有効活用できます。
自分について話す内容や、相手に質問する内容などを考えて、事前に英語でどう表現するか調べておいて、実際に使う。こうすることで、予習復習が「外国人と話して通じたor通じなかった」という実体験、思い出を伴ってできるので、覚えた英語表現は強烈に脳裏に焼き付きます。
この経験を伴った学習は独りではできないです。実際に話すという場面を持つことで緊張感も生まれます。あの場でうまく話したい!というモチベーションも生まれます。少なくとも事前に話す内容を調べることで、調べなかったよりはうまく話せるはずです。
まとめ
英語で話す力をつけるために英語で話す機会を持ちましょう。そのためには諦めずに果敢にチャレンジする勇気が必要です。今から英語を話す機会が無いか探してみましょう。
個人的には「TOEICで800点とれた!」というような資格証明よりも「外国人と連絡先を交換できた!」という実成果の方が大事だと思います。
私は昔、めちゃくちゃ外国人とコミュニケーションがとるのが上手いと思った日本人女性と出会ったことがあります。
凄く英語ができる優秀な日本人だなと思っていたその女性にTOEICの点数を尋ねたところ、恥ずかしそうに560点と回答を頂きました。凄くビックリしたのですが、テストの点数とかは可能性を示すのであって、実際に成果が出せるかとは異なるのかなと思っています。
英語で外国人と話せるようになりたいなら、するべきことは「外国人と話す」ことであって、「英語を勉強する」ことではありません。
どんどん英語で話す機会を持って、英語を話せるようになりましょう!
最後に、私が実際に使ったことのあるオンライン英会話サービスを紹介しておきます。
ネイティブスピーカーとすぐに話せて、どこでもすぐに英語で話す機会を持てます。スマホアプリもあるので、本当にどこでも利用できます。
私も実際に出張先のホテルからスマホで使ったこともあります。僕がこのサービスで良いと感じたのは、各講師の方の雰囲気が動画で分かることです。
緊張しがちな私のような人間にはピッタリの機能です。また、各講師が書いているプロフィール内の文章を検索することができるので、興味のある内容で検索してみるといいです。趣味の話題について話すことができるので話しやすいです。
また、対策したい試験などがあればその試験名で検索するのもよいです。TOEICとかIELTSで検索すると、それを専門にしている講師の方に出会えます。
安く利用できるプロモーションコードを記載しておきますので、興味のある方は是非お試しください。15分1回だけでも、話してみると面白いですよ!
プロモーションコード: newstart10
因みにソフトウェアエンジニアとして普段働いている私の感想としては、すごくユーザビリティの良いサービスだと感じました。調べてみると元Googleのエンジニアの方が企業して作ったサービスだそうです。さすがですね。。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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